アクセントクロスの選び方と効果

アクセントクロスとは、お部屋のアクセントとなるような色やデザインのクロス(壁紙)を、壁の一部分(主に一面)に貼ることです。
一面だけ色を変えることで、部屋全体に色の濃淡(陰影)が生まれ、お部屋を広く見せる効果があります。
また、窓が少ない部屋に植物の壁紙を貼ってリラックスできる空間を演出したり、カラフルなクロスを貼ってアートな空間にしたりと、ベースとなる壁のクロスとの対比で様々な演出が可能です。

壁の一面だけのクロスを張り替えるので面積も小さく、初めてクロス貼りに挑戦する初心者の方にもおすすめです。

ヘリンボーン/Designer tomoko arakawa
目次

寝室におすすめのアクセントクロスと効果

uni/Designer Saijiki.

一日の疲れを取るための寝室には、リラックス効果が高い緑や青、茶系などの淡いカラーのアクセントクロスがおすすめです。
窓が少ない寝室でも、植物柄のクロスを貼ればリラックス効果が期待できます。また、伝統的な和柄模様で茶室のような落ち着いた空間を演出するのもおすすめ。逆に赤や黄色には神経を興奮させる効果がありますので、寝室には不向きです。

リビングルームにおすすめのアクセントクロスと効果

curve/Designer 増渕芽久美

人間の目は、明度が高い色の方が大きく見えるように錯覚します。そのため、国産の汎用クロスには白系の色が多く使われています。
ベースの白いクロスに対して、壁の一面に濃い色のアクセントクロスを貼ると、その方向に対して奥行きがあるように見える視覚効果が加わり、さらにお部屋が広く見えます。リビングにアクセントクロスを貼るときには、そのような視覚効果を利用すると良いでしょう。

また、寝室には不向きだとした黄色もリビングとは好相性。家族が集まるコミュニーケーションの場では、気持ちを明るく会話を弾ませる効果が期待できます。

その他にも、思い切って壁一面をキャンバスに見立て、アートなアクセントクロスを貼ることで、アトリエのような空間を演出することも可能です。

ダイニングキッチンにおすすめのアクセントクロスと効果

ジューシーなトマト/Designer イノウエエリコ

ダイニングには、食べ物を美味しく見せる効果がある赤や黄色などの暖色系のアクセントクロスがおすすめです。キッチンには料理をテーマにしたアクセントクロスもユニークですね。

ホームパーティーが好きな方は、ダイニングやキッチンにポップな柄のアクセントクロスを貼って、楽しい空間を演出するのも素敵です。

トイレにおすすめのアクセントクロスと効果

metsä/Designer Saijiki.

トイレは狭い空間ですので、アクセントクロスによって印象がガラリと変わります。貼る面積も小さいので、初めてクロスのDIYに挑戦する方にもおすすめの場所です。

北欧、ラグジュアリー、ポップなど、自分の好きなテーマのアクセントクロスを楽しんでください。白系との組み合わせだけでなく、さまざまなテーマのクロスを組み合わせても面白い空間ができあがります。清潔感のある色やモチーフもおすすめです。

まとめ

アクセントクロスは、お部屋全面のクロスの張り替えと比較して、気軽に挑戦できる初心者にもおすすめのDIYです。
壁の色やデザインを一箇所変えるだけで、お部屋を広く見せたり、アートな空間を演出したりとさまざまな効果が期待できます。

ぜひ、アクセントクロスで初めてのクロス貼りにチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

アクセントクロスにおすすめの壁紙はこちらから

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