自分でできる襖(ふすま)リメイク!伝統色でモダンな和室に

DIY初心者にもチャレンジしやすい、ふすまのリメイク。
今あるふすまの上から貼れる伝統色のシールで、和室を思いっきりモダンな空間にしてみませんか。

日本の伝統色は深みのある色合いや、花や草木を思わせる美しい色が多く、和室との相性は抜群。
古来より日本の暮らしを彩ってきた豊かな色彩の数々を、ぜひ現代のお部屋にも取り入れてみてください。四季のある日本ならではの情緒ある色名も、伝統色の魅力のひとつです。

目次

和室を彩る日本の伝統色

長春色〈ちょうしゅんいろ〉

長春色 ちょうしゅんいろ/ふすま用リメイクシール

古く中国から伝わった「長春花」を指す長春色。
長春花とはバラの漢名です。くすんだローズピンクは、和室に華やかさをプラスします。

黄海松茶〈きみるちゃ〉

黄海松茶 きみるちゃ/ふすま用リメイクシール

江戸時代に好まれた黄海松茶。
海松色(海松とは浅瀬に生える海藻のこと)から派生した、オリーブ色に近いくすんだグリーンです。

銀朱〈ぎんしゅ〉

銀朱 ぎんしゅ/ふすま用リメイクシール

化学染料から生まれた銀朱は、やや黄みがかった鮮やかな赤。
「和室に赤?」と思うかも知れませんが、空間を引き締め、個性的でモダンな和室を演出します。

白橡〈しろつるばみ〉

白橡 しろつるばみ/ふすま用リメイクシート

橡はどんぐりの古名のことで、白橡は橡で染めた白茶色に近いカラーです。
白いふすまよりも目に優しく、ほっとくつろげるお部屋づくりにぴったりです。

枡花色〈ますはないろ〉

枡花色 ますはないろ/ふすま用リメイクシール

灰味がかった青は、和室の雰囲気をワンランクグレードアップしてくれる優れもの。
江戸後期の人気役者、五世市川団十郎が好んだ色としても有名です。

利休鼠〈りきゅうねずみ〉

利休鼠 りきゅうねずみ/ふすま用リメイクシール

江戸時代後期に流行した利休鼠は、緑がかった美しいグレーです。その名の通り、茶人・千利休が名前の由来となっています。

虫襖〈むしあお〉

虫襖 むしあお/ふすま用リメイクシール

玉虫のはねのような暗い青みの緑色、虫襖。深みのある色合いは、落ち着いたシックな空間の演出にぴったりです。

朽葉色〈くちばいろ〉

朽葉色 くちばいろ/ふすま用リメイクシール

平安時代の貴族たちに愛された朽葉色は、その名の通り、枯れて朽ちていく葉の色を表現した情緒あるカラーです。
赤みを帯びた黄色は、落ち着いた和室づくりにおすすめです。

水浅葱〈みずあさぎ〉

水浅葱 みずあさぎ/ふすま用リメイクシール

緑がかった薄いブルーの水浅葱。爽やかなブルーは和室だけでなく、洋室や北欧インテリアとの相性も抜群です。

鳩羽色〈はとばいろ〉

鳩羽色 はとばいろ/ふすま用リメイクシール

鳩羽という名前の通り、鳩の羽のようなくすんだ青紫は、高級感のある落ち着いた色合い。
華やかすぎず、地味すぎず、和室に彩りをプラスしてくれます。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

ふすまのリメイクと聞くと難しく感じるかもしれませんが、ふすま用リメイクシールであれば、初心者でも簡単に自分で張り替えることが可能です。

美しい色合いが揃う伝統色のふすまに張り替えるだけで、いつもの和室がワンランク上の空間に早変わり。今まで白いふすま紙しか使ったことがないという方も、ぜひお部屋に日本の伝統色を取り入れてみませんか?

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