最近話題のクールジャパンと言う言葉をご存知でしょうか?

「かっこいい、素敵、最高」などを意味する「クール」というスラングに日本を意味する「ジャパン」を組み合わせて「クールジャパン」
もともとは海外の人が、日本の漫画やアニメなどのいわゆるオタク文化を評価する言葉として使われていましたが、最近ではアニメや漫画の影響から浮世絵や着物、日本料理や茶道など、日本文化そのものに興味を持つ外国人が増え、日本的なもの全般を指す言葉として認知されつつあります。

ブームは伝統的な日本文化に留まらず、庶民的な回転寿司やラーメンなどの外食チェーン店、アパレルや雑貨店も続々と海外に出店し現地で人気を博しています。
また、アニメの舞台となった町や文化に興味を持ち、日本に訪れる外国人観光客も年々増えています。
世界的なクールジャパンブームが巻き起こっていると言っても過言ではありません。

実はこのようなクールジャパンブームは今回が初めてでは有りません。
徳川幕府が中心となり、1867年のパリ万国博に日本が初めて参加、葛飾北斎の浮世絵や、金銀蒔絵、武者人形や陶器などを出品しました。大胆な構図と自由で鮮やかな色彩で平面的に描かれた日本画や蒔絵に用いられた独特の伝統文様は、パリの人達に、衝撃を与えました。
海外の有名画家も浮世絵や日本画をこぞって買い求め、その後の西洋の画風に大きく影響を与えたと言われています。
その中でも特に独特の伝統文様や日本画が描かれた薩摩焼の陶器は飛ぶように売れ、このパリ万博をきっかけに世界的な薩摩焼ブームが巻き起こりました。
世界で初めてのクールジャパンブームとも言えるでしょう。

日本伝統の和柄文様や日本画は、今も昔も変わらず世界的に高い評価を得ています。
それでは、このような世界に誇る日本伝統の和柄文様や美しい日本画の壁紙は存在するのでしょうか?

日本伝統の和柄模様や日本画の壁紙がある

日本伝統の和柄文様や日本がなど、美しい着物の図案の数々を、最新のスキャン技術でデジタルデータ化した壁紙やリメイクシートがあります。
それがクリエイターズ壁紙 | Harokka(ハロッカ)のirohanaシリーズです。

時代は、町人文化が花開いた元禄、当時の染め物職人達は、白い布地の上に絵を描いていくように自由に模様を染め出す最先端の技術を生み出しました。
京都で、扇の人気絵師であった宮崎友禅斎は、この最先端の技術を用いて自らの描く扇の図案を着物の模様に応用することを思いつきます。
京の人気絵師の図案と、絵をかくように染め出す当時の最先端の染め物技術を組み合わせた染め物は、友禅染と呼ばれ、今までにない鮮やかで多彩な色彩の着物として大流行しました。
これらの伝統的な友禅染の着物の図案を、最新のスキャン技術によってデジタルデータに変換し、現代に蘇らせたのがデザインブランド「irohana」です。

伝統の和柄模様と最新のデジタルスキャン技術の出会いにより生まれた「irohana」

着物のデザインとなる図案と、最新のデジタルスキャン技術の出会いには、偶然とは思えない運命を感じます。

今では住む人のいなくなった古風なその家は、まるで時代に取り残されたかのように、京都の町の片隅で、ひっそりと佇んでいました。
この家の整理をしていた家主は、長らく使われることがなく埃塗れになった箪笥を見つけます。
何かに惹かれるように、ゆっくりと箪笥の引き出しを開けた家主は、引き出しの中身を見て思わず息を呑みました。
そこに収められていたのは、かつて友禅染の職人達が使用した、膨大な数の、着物の文様の図案だったのです。
この家主が、奇しくも伝統の職人技を守り続ける現代の内装機材メーカーと付き合いがあった事が、これらの図案の運命を変える事となります。

自らの役目を果たし、長く静かな眠りについていた美しい着物の図案の数々。
現代に生きる機材メーカーの職人は、最新のスキャン技術により、これらの希少な図案に再び命を吹き込みます。
連綿と受け継がれてきた着物絵師の技術の集大成である美しい図案と最新の技術を持った現代の技術者の出会い、時代を越えて2つの職人の運命が交差したその瞬間、和柄デザインブランド「irohana」は誕生しました。

伝統的な和柄の文様には、ひとつひとつに特別な思いが込められている

伝統的な和柄の文様には、家内安全や商売繁盛など、ひとつひとつに特別な思いが込められています。
ここではその一部をご紹介します。

梅松 umematsu

春の訪れを告げる梅と、常緑の松を組み合わせた縁起のよいモチーフが広がるデザインです。

群竹 muratake

竹は冬の寒さに耐え、常緑で強くまっすぐに育つことから長寿と子孫繁栄の意味を持つ吉祥紋とされています。

小鳥と木の実 kotori to kinomi

幸福を運んでくる鳥といわれる花喰鳥文。飛び回る小鳥が木の実を啄む様子が楽しい図案です。

華松 hanasho

常緑であり樹齢の長さから長寿の象徴とされる松。
中には梅や藤、菊や楓、椿といった四季折々の草花が描かれています。
神事に使われる竹も含まれた大変縁起のよい図案です。

群鶴 gunkaku

鶴は千年、亀は万年と言われるように、鶴は長寿を象徴する吉祥の鳥として有名です。
群れをなし羽を広げる優美な姿が、お部屋に躍動感を与えます。

まとめ

クールジャパンブームの効果も有り、日本の伝統的な和柄文様の評価が世界的にも高まっています。
和柄のもつエキゾチックな雰囲気は、洋室の壁に貼ってもアクセントになります。
皆様も伝統の和柄模様の壁紙で、クールジャパンなDIYを楽しんでみてはいかがでしょうか?